アロマ講師さんの視点から見た木の実デコール
アロマと木の実デコール。
このふたつ、実はとても深い繋がりがありました。
木の実デコールとの出会いは、
アロマとハーブの資格を取るためのお勉強をしていた頃です。
もともと手仕事が好きだったこと、
リースを素敵に(本格的に)作ってみたかったこと。
それから、教科書を読み込む机上の学びから少し離れる時間が欲しかったとゆう、
癒しを求めていた部分もありました。
木の実やスパイスひとつひとつにワイヤーを掛ける作業。
型を使わずワイヤーを調整しながら形をつくり、
色の配置など作品全体のバランスの取り方。
これが楽しくて楽しくて、
毎回わくわくしながらレッスンに通いました。
浮き足立つ気持ちもレッスンの回を重ねるごとに冷静になり、
その頃、ふと感じました。
「木の実のレッスンって
私にとってアロマテラピーだ!」
アロマテラピー。
芳香と治療を意味する言葉です。
植物から採れる精油の香りや効能のちからを借りて心と体を元気にする療法。
もっとひろい意味では
植物からの恵みで人が癒され喜びを感じることもアロマテラピーです。
レッスンで体感する
木の実やスパイスに触れたときの柔らかい温かみ、ほんのりと漂う優しい香り、作品が完成したときの喜びと満足感。
まさしく、アロマテラピーです。
この時、精油を使うだけがアロマテラピーではないことを実感したわけです。
作品には、さまざまな木の実やスパイスを使います。
例えば、ヒノキ、クローブ、スターアニス、シナモン。
すべて精油としても使われます。
同じ植物でも個体と精油になったときの香りの違いなどもよくわかります。
アロマテラピーと木の実デコール。
思いがけずにとても深い繋がりがありました。
木の実デコールの視点から、
アロマの視点から、
スタートは違っていても交わる部分が存在しました。
私は日本の香りのお香も調合します。
西洋の香り(精油)、日本の香り(お香)、木の実デコール。
スタート地点の異なる個性を融合してゆけたら楽しくなりそうです。
